志木駅南口 営業48年のモツ焼き屋「鳥一」さん、まもなく閉店
※画像提供byモツ師匠(add 4/14)
看板をよくよく見ると味のあるデザインですね。
そういえば閉店間際に教えてもらった焼酎の銘柄、大五郎風の器でしたが中身は海童の黒!
そしていまさらながら「鳥」の字の上にある「ときの里」が気になり検索すると...
石川の「朱鷺の里」?
ちなみに朱鷺は新潟の県鳥でもあります、たしか。
マスターの謎かけに満ち満ちたお店だったのかも。
こんなオトナになりたいと、51歳のオヂさんは切に思う。
ここは東武東上線志木駅南口徒歩1分にあるモツ焼き屋「鳥一」さん。
この地で48年営業されてきましたが、マスター闘病治療のため、惜しまれながらもこの3月いっぱいで閉店します。
じゃじゃーん、もしかしたらWeb初公開!?
追記3/30 食べログの桑畑三十郎さんが初公開と思われます。
追記4/14 桑畑三十郎さんは最終日にお会いできました!しかし世間は狭っ(笑)
↓名刺(データ提供byモツ師匠)とマッチ。マスター20代。
この趣ある仙人のような方がマスターです。
厨房から顔を出されている方は、この味を引き継ぎご近所で営業を再開される新マスター。
お店に流れるラヂオNHK第一放送を聞きながら七輪でモツを焼き、ホッピーを飲めば至福な時間が過ごせます。
もちろんクーラーなんて無いから、夏はTシャツ+短パン+ビーサンがここでの正装(笑)
そして歴史を物語るグッズ。もちろん現役です。
そしてこのお店で私が一番気に入っているもの↓
※照明 by マスター
志木電子書籍の社長でモツ師匠の京谷さんに連れられ縄のれんを初めてくぐったとき、写楽と並んで飾ってあったこの絵画にとても惹かれました。
どこか懐かしい風景のような...
マスターに聞いてみると、新潟は十日町の雪融けを描いたもので、後ろに見える茅葺の家がご実家だそうです。
同郷の先輩でいらっしゃいました。
のちにルーブル美術館!の館長になられた方(故人)の作で、日本に留学されていたとき、当時早稲田の学生さんだったマスターがお声かけし、ここでホームステイされたとのこと。
雪国の方ならおわかりと思いますが、長い冬がようやく終わり、山が一気に緑色に変わる直前の風景です。
春の訪れを実感するこの時期は、一年でもっともわくわくするときでした。
ふと気がつくと、自分はこの地にもう26年間住んでいます。
雪国で過ごした18年をとっくに越してますね。
先週数年ぶりに一家で帰省しましたが、昨年からの歴史的大雪のため関越道から見える景色はまだまだ白く、この絵のようになるまではもう少しかかりそうです。
春はもうすぐ
私ごとですが、我が家の受験生二人も進学先が決まり、自分も本格的にファイナンシャルプランナーとして活動を開始します。
「1234会」をはじめ、みなさまこれからもどうぞよろしくお願いします。
※マスターお元気で!