夏場の不調PCメンテはホコリ取りから
吸排気口まわりにホコリが溜まって温度上昇
この季節、急にブルースクリーンが出たとか、勝手に再起動したとか、電源が落ちない等のご相談が急増します。
画像はある不調PCで、上からCPU、HDD(ハードディスク)、GPU(画像処理チップ)の温度です。
夏場でなければこれよりマイナス10~15℃程度と推察されます。
このPCはGPU温度が特に高めで、動画を見ていると途中から画面がおかしくなり、電源を切らざるを得なくなりました。
こんな感じ。ホラー映画風w
オフィスの冷房とは違い、家庭ではそんなに部屋を冷していない方が多いのでは?
かく言う私も基本扇風機なので、PCも結構熱くなります^^;
一般的に長く使ったPCは吸排気口にホコリがこびりついていることが多く、電源ケーブルやバッテリーを外したうえでホコリを吸うと、かなり改善される場合があります。
できれば本体を分解して各種ファンのホコリを取ると効果が高いのですが、これはプロに任せることを強くお薦めします。
今回は掃除機で改善しなかったため本体分解クリーニングを行いました。
各パーツとも10℃ほど下がり動作も安定しましたが、合わせて排気口周りにミニ扇風機を置くなり、なんらかの冷却対策をお願いして作業を終えました。
p.s
ノートPCの冷却対策として冷却剤を使うのは絶対NG!
内部に露が付いてショートの原因となりますよ。