アウトルックエクスプレスからアウトルック2010へデータ移行
2014年4月 XPサポート終了
埼玉県の企業様のご依頼で、リースアップするXPパソコンを7パソコンに移行しました。
デスクトップ:Vostro260S×3+ノート:Vostro1550×18台の一括入れ替え。
いずれもDELL法人向けモデルです。
現パソコンがリースアップしたのですが単体XPマシンが手に入らず、またXPのサポート期間終了が2014年4月までに迫っていることで、7への移行ご相談を承っておりました。
先日作業が終了したので備忘録を兼ねポイントをまとめます。
データ移行の注意と対策
大きな問題は下記2点と思われます。
1.エクセルのバージョン違いによるマクロの互換性
⇒ マクロを修正
あまりに修正点が多いなら別アプリへの移植も選択肢に。
今回は企業様が修正されることになりました。
2.アウトルックエクスプレスから新メーラーへのデータ移行
⇒移行元XPパソコン内のアウトルック(Office)の有無、バージョンによってやり方が異なるので注意
マイクロソフトのこのページをご覧ください。
今回の作業は
新メーラーがOutlook2010、元パソコンにはOutlook2003が入っていたため、
Ooulook Express->Outlook2003->Outlook2010 の2段階移行になります。
Outlook2003->Outlook2010は.pstファイルのエクスポート、インポートで時間がかかるのでご注意ください!
なお、メールアカウント、メッセージルールは移らないので手動設定します。
あっさり書きましたが、ここは相当な力ワザ。
※元パソコンも動いているため、移行作業直前にOoulook Expressで「サーバーにメッセージのコピーを置く」をチェック。
忘れると切り替えまでのメールが抜け落ちます。
その他、各自のデータ移行はサーバー上に移行フォルダを用意し、個人が自分で必要なものをupしてもらい、新パソコンに切り替えたら戻してもらいます。
それしてもcore i3 + 4GBあると体力十分なので作業が楽です。
特にノートのVostro1550はクセも少なく、安心してチューンアップできました。
ただ動かして分かったのですが、usbマウスを挿してもタッチパッドが生きる設定なのにはご注意ください。勝手に動いてしまうときはタッチパッドのプロパティを変更すればOK。
※「Windows転送ツール」のOutlookExpress移行先はWindows Live mailになります。